がん予防部門 がん予防への取り組み

ぜひ受けてもらいたいがん検診

昨年来の新型コロナ騒動は、今第五波の真っただ中にある。毎日の発生を知らせる報道に 戦々恐々としながら、早くワクチンのいきわたることを願っているこの頃であるが、通常の病気、特にがん予防については忘れがちになっているように思える。一昨年と比べると「がん検診受診率」は約2割減っているといわれている。元気な内でこそ検診は大切。早期発見で治療も軽く済むのだが、「コロナのこともあるし元気だから、今年はパスしよう」と思ったりすると、見つかった時にはかなり進行していたという事態になりかねない。大阪府のがん検診受診率はそうでなくても、全国的に見ても最低レベルにあり、死亡率も高いのだから、ぜひ検診を受けることを忘れないでほしい。がんに罹患した時にはほとんどの人は右往左往しながら、何とか助かりたいと、病院探しに奔走すると聞く。検診で早く見つけてもらい、この状態なら必ず治ります、と言われ安心してもらいたい。コロナ対策として出歩くことは控えていただきたいが、がん検診だけはぜひ受けていただきたいものです。

がん予防キャンペーン大阪　実行委員長　髙杉　豊

講師による公園動画

専門はがん検診の有効性評価、精度管理です。テレビ番組や雑誌等を通じて、わかりやすくがん検診についての情報を伝える活動を行なっておられます。

がん検診についての動画

がん検診の検査内容をわかりやすく解説しています。

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