人間ドック・がん検診
大腸の検査
大腸がんは年々増加しています。その増加理由として、日本人の食生活が欧米化し、動物性脂肪の摂取量が多くなったのに対し、植物性繊維質の摂取量が減ってきたことがあげられます。
検査の主な流れ
便潜血検査について
精密検査について
当センターの検診で要精密検査となる率は約4%です。精密検査は、主として全大腸内視鏡検査です。
大腸精密検査は2回来院していただく必要があります。
1回目は便潜血検査の結果説明、精密検査方法の説明、精密検査にともなう前処置の説明です。2回目は検査です。
看護師による説明の様子
1回目は、医師と看護師が診察と大腸精密検査についての説明を行います。
診察後、他医療機関に紹介させていただくこともあります。
大腸検査時は大腸の中を空にする必要があります。食事や下剤の服用方法などは看護師が説明を行い、検査日をお取りします。
全大腸内視鏡検査風景
2回目は検査です。
全大腸内視鏡検査は電子スコープ(内視鏡)で、大腸の粘膜を直接観察し必要に応じ生検(組織診)を行います。検査は痛み止めや鎮静剤を使用しない方法で行います。
治療は行っておりませんので、必要な場合は基幹病院へご紹介いたします。
自動洗浄機による洗浄・消毒
当センターでは、B型肝炎、C型肝炎等の感染防止対策として、徹底した内視鏡の洗浄・消毒を実施しています。採用している洗浄・消毒法は、日本消化器内視鏡学会の「消化器内視鏡機器洗浄・消毒法ガイドライン」に基づくもので、まず、丁寧な手洗い洗浄を行った後、自動洗浄機により洗浄・消毒を行います。
検査結果は後日郵送いたします。ご希望により医師から説明させていただくことも可能です(要予約)。