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人間ドック・がん検診

胃のX線検査(バリウムを飲む胃のレントゲン検査)を受けられる方へ

胃がんは早い段階で発見されればほとんどの場合完治します。

精度の高い検診を毎年お受けになることは、健康を維持するために大変大切なことです。

良い写真を撮影するために、受診される皆様にも下記の点についてご協力下さいますようお願いいたします。

下記の方は検査を受けることができません。

  • 妊娠中または妊娠している可能性のある方

下記の方はお近くの医療機関で相談し、内視鏡検査を受けてください。

  • バリウム服用によるアレルギー症状のある方
  • 自分の力で立っていることが困難な方
  • 3年以内に腸閉塞や腸ねん転・大腸憩室炎と診断され治療を受けたことがある方
  • 心臓病、腎臓病で水分摂取の制限がある方
  • 食事中よくむせたり、バリウムが気管に毎回または多量に入ったことがある方
  • 脳卒中などによる麻痺や運動障害があり、寝返りができない方
  • 胃の全摘手術(胃を全部切り取る手術)を受けられた方
  • 強い腹部の痛みなど、症状のある方
  • 以前、バリウム服用後気分が悪くなり検査を中断したことがある方

下記の方はお近くの医療機関で検査を受けていただくか、かかりつけの病院・診療所で相談し、許可を得られた上で当センターの検査を受けてください。

  • この1年間にめまいや脳貧血・てんかんなどで倒れたことのある方
  • 高血圧症(160/100mmHg以上)の方
  • 大腸の病気で治療中、または経過観察中(薬を服用していないが、定期的に医療機関を受診している)の方
  • 腸閉塞や腸ねん転と診断され、3年以上経過した方
  • 腸に憩室があると診断された方
  • 大腸の手術後(腹腔鏡下を含む)、初めてバリウムを飲む方
  • 大腸内視鏡治療後、3ヶ月以内の方
  • ひどい便秘の方(普段1週間に1回程度の排便の方)
  • 前回バリウム便が出ず、浣腸を使用したり、医療機関を受診した方

下記の方は検査を延期してください。

  • 体調の悪い方
  • 検査当日を含め、5日以上排便のない方
  • 喘息症状がある方

授乳中の方は、問診時にお申し出ください

食事・水分について

  • 検査当日は検査終了まで絶食となります
  • 検査前日の夕食は、午後10時までにおとりください。
    お水・お茶は就寝前まで飲んでもかまいません。
  • 検査当日の朝は、午前7時までにコップ1杯程度の水(約200ml)を飲んで下さい。
    以後は検査が終わるまで飲んだり食べたりしないでください。(ガム・アメ類も不可)

薬を飲まれている方へ

  • 主治医から指示されている薬(糖尿病の薬以外)は、上記の水で服用してください。
    血圧・脳血管障害・心臓・心療内科の薬は、必ず内服してください。
  • 薬を服用された方は、検査前にお申し出ください。

糖尿病で治療中の方へ

  • 検査当日朝、糖尿病の薬は飲まないでください。
  • インシュリンの注射はしないでください。
    内服薬の服用やインシュリン注射に関しては、事前に主治医とも十分ご相談ください。

タバコを吸われる方へ

  • 検査当日は朝から検査終了まで禁煙してください。

必要なもの

  • 検査後に口を漱ぎます。ハンカチ等をご持参ください。
  • 書類記入時にメガネの必要な方はご持参ください。

望ましい服装

  • 検査時、金具やボタンの付いているものは脱いで頂く必要があります。
    当センター施設内での検査では、検査衣に着替えていただきます。
    検診車での検査では、検査衣は準備しておりませんので、できるだけ更衣しなくてよい服装でお越しください。

上半身の服装

  • ボタン・ファスナー・金具・ラメ・ビーズ・プリント等のないTシャツやトレーナー。
    肌着はボタンがないもの。腹巻き・カイロ・エレキバン・ネックレス・ホックやワイヤー付きブラジャーは外して下さい。

下半身の服装

  • スボンやスカートはボタン・ファスナー・金具のないもの。
    肌着は締め付けないもの。

ゲップは我慢してください

  • 胃が膨らんでいる方が広い部分を観察できるからです。
    胃袋のしわを伸ばし、小さな病気を見逃さないようにします。
  • 胃のふくらみが足りない時、もう一度発泡剤(こな薬)を飲んでいただきます。
    ゲップが出たときや十二指腸の方に空気が抜けた場合などです。

バリウムは全量を、あわてずゆっくりお飲みください

  • バリウムの量が少ないと写る範囲も狭くなります。
    バリウムは胃の粘膜に付着して胃の状態を詳しく写すために重要です。
    (胃の大きさや状態により、全量飲まないこともあります)
  • あわててバリウムを飲むと、気管にバリウムが入ること(誤えん)があります。
    あわてずに、ゆっくりお飲みください。

何度も体の向きを変えて写真を撮ります

  • バリウムを胃の粘膜全体に付着させ、いろいろな方向から観察するため何度も体の向きを変える必要があります。
    「右側」「左側」という指示が、わかりづらいことがあると思いますが、あわてずに動いてください。

胃の検査には多少の苦痛が伴います。
しかし、皆様のご協力により精度の高い検診をお受けいただくことができます。
ご理解の上、ご協力下さいますようお願いいたします。

検査後(バリウム服用後)の注意

  • 下剤は500ml以上の水で必ずお飲みください。
  • 普段の便の色に戻るまでは、できるだけ多く水分をとってください。
    食事は通常通り食べてください。
  • 便秘ぎみの方は問診時にお申し出ください。
  • バリウムが排泄されないまま長時間腸内に残っていると、固くなり排泄されにくくなります。極めてまれに、腸にあなが開いたり、便が詰まったりする恐れがあります。 下剤を服用しても翌日までに一度もバリウム便が排泄されない場合や検査後お腹がはったり腹痛がある場合は、必ず早めに近くの医療機関を受診してください。
  • バリウムによって、体質的にアレルギー症状が出ることがあります。じんましん・気分が悪い・手足が冷たくなる・喉がつまる・息苦しいなどの症状がある方は、すぐに近くの医療機関を受診してください。

精度管理と個人情報の保護について

  • がん検診の目的はがんを早期のうちに見つけて治療し、がんによって亡くなる方を減らすことです。 このためには検診でどのくらいがんが見つかったか、早期がんの割合はどうか、治療状況はどうかなどを継続して評価することが必要です。これを精度管理といいます。
  • 精度管理のため、市町村や事業所などが行うがん検診の結果は市町村と検診実施機関が保管し、精密検査が必要となった方の精密検査結果や治療の受診状況を把握します。 これに基づき精密検査や治療未受診の方へは受診勧奨を行う場合があります。これらはすべて個人情報保護法を遵守して行います。ご理解とご協力をお願いします。
胃の検査について
当センター検診への取り組みについて

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